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主な原因

てんかん重積状態は、基礎疾患として「てんかん」がなくても起こることがあり、子どもでは「熱性けいれん」中枢神経系の感染症である「細菌性髄膜炎」「急性脳症」「急性脳炎」などによるものもあります。

てんかん重積状態の原因

熱性けいれん

一般に生後6ヵ月から5歳までに、38度以上の発熱時に、白目をむいて、手足を震わせるなどのけいれん発作が起こります。
「てんかん重積状態」の原因として、最も多いとされていますが、後遺症を残さない良性疾患と考えられています。

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てんかん重積状態の原因

中枢神経系の感染症

「細菌性髄膜炎」、インフルエンザや単純ヘルペスなどによる「急性脳症」「急性脳炎」などが該当し、感染症をきっかけに発作を起こすとされています。
感染症に対しては、抗菌薬や抗ウイルス薬による速やかな治療を受ける必要があります。

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てんかん重積状態の原因

てんかん

発作を繰り返す慢性の脳の疾患です。
発作を起こしやすい遺伝子、出生時の脳の損傷、感染症などさまざまな原因によって罹患すると考えられていますが、多くは原因不明です。
また、抗てんかん薬の飲み忘れによって、発作を起こすこともあります。

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てんかん重積状態の原因

その他

脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍、脳の奇形のほか、妊娠22週から生後7日未満までに起こる合併症(未熟出生、異常分娩など)による脳障害などが、「発作」の原因となることが知られています。

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